| 結婚式の翌日はツリークライミング教室。ほか、グループに分かれて自然体験ツアーがいくつかある。 新郎の古橋さんはツリークライミング(ロープワークを駆使した木登り術)の指導員の資格を持っており、古橋さんのつてで何名かインストラクターの方がやってきて、初心者の我々に木登りを教えてくれる。 木登りというのは自分の腕力だけを頼りにグイグイ登っていくのかと思っていたが、そうではなかった。木のはるか頭上の太い枝にロープを投げ、枝から地面まで縦長のループ上にし、ループの途中に脚で踏むためのリングを作り、、リングを作ったループの反対側に自分が座るための「サドル」を付ける。 そして登るときは、右足でリングを踏み込むと、ループのリングがついている側が下に落ち、代わりにループのサドル側が上に持ち上がるというしくみ。つまり、自分の体重によって自分自身を持ち上げるので、大人子供関係なく登れるのだった。なるほど。 |
![]() 奮戦中 |
| 小学生たちも同じ木で奮闘するが、彼らもスルスルと登っていく。要は身のこなしがモノを言うのであり、ニュータウンっ子出身のひ弱なチャリダーにすぎない僕よりも、彼らの方が早いくらいだった。公園のアスレチックなどは、むしろ子供の方が得意ではないか? 高木に登るときは、ツリークライマーたちは登っている途中で幹と幹の間にハンモックのようなものを渡し、そこで一泊することもあるのだという。まさに樹上生活。 ロープを登り終え、枝に立つ。頭上のループがかかっている枝を視点に、自分に結びつけられたロープを引っ張りながら、枝の先端まで歩いていく、なんていうこともできる。スバラシイかな、ロープワーク。 |
| 樹上からの眺めをしばし楽しみ、そして降下する。降下するのは本当にあっという間だった。 |
| 楽しかった大町での二日間の滞在も、そろそろオシマイだ。明日から僕はまた都内をメッセンジャーとして走らなくてはならない。そろそろおいとましよう。 自転車にまたがり、引き出物の「わらじ」をサドルバッグにくくりつけ、松本に向けて走り出す。松本から大町までも電車が通っていることは通っているが、本数が少なく、大町駅で待ちぼうけを食らうだろう。どうせなら松本ぐらいまでは走っていこう。 行きとは逆に、下り基調の快適な道路だ。イヤ、ほんと楽しかったよ。来てよかった。結婚式、披露宴、キャンプファイヤー、ツリークライミング。僕らが祝う側のはずなのに、新郎新婦にすっかり楽しませてもらってしまった。ありがとうございました。 |
| 松本駅に到着し、輪行の準備をする。もう旅も終わりだ。特急に乗り込み、東京まで戻る。 |
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日付 |
タイトル |
走行距離 |
宿泊 |
まえがき |
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| 7月27日 | 熱暑の中、やる気のない出発。 | 117km |
高田川の親水公園 |
| 7月28日 | 碓氷峠を乗り越えて。 | 129km |
安曇野ユースホステル |
| 7月29日 | 黒部ダムを見に行こう。 | 63km |
「森のくらしの郷」ツリーハウス |
| 7月30日 | そして感動の結婚式。 | 7km |
「森のくらしの郷」小屋 |
| 7月31日 | ツリークライミング初体験。 | 44km |
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| あとがき | 胸に去来するもの。 | ||