5月21日:真夜中の湾岸道路で。

走行距離:(279km)
ルート:世田谷〜晴海〜幕張


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 土曜日の夜9時半、自宅を出発する。明日朝の館山駅集合は午前10時。こんなに早く出なくてもいいかとも思うが、念には念を入れて早めに出ることにした。

 1996年(…もう9年も前になるのか)は出発地が八王子だったが、今回は世田谷区の千歳烏山。これだけでざっと30キロほどは館山までの距離がちがう。

 今月からメッセンジャー(自転車便)として稼働を始め、都内を毎日のように走っているので、湾岸道路までは難なく到達できた。井の頭通り〜表参道〜六本木通り〜外堀通り〜晴海通り〜湾岸道路。スイスイスイ〜♪だ。ママチャリに乗っていた頃とはちがうぜ。

 仕事で晴海や月島まで来ることもあるので、格別目新しいこともない。淡々と走るだけだ。

 そして豊洲を過ぎて湾岸道路に乗った。あとは館山まで飛ばしていくだけ。行くぞっ!

 …しかし…夜中の湾岸道路がこんなに走りにくいものだったとは!ママチャリで遠征をしかけた9年前は、自転車は原則車道走行だということを知らず、ほとんど歩道しか使わなかった。今回はもちろん車道をガンガン走るのだが…湾岸道路には路肩などというモノはないに等しい。

 自分のすぐ脇をトラックやダンプがビュンビュンと通り過ぎる。信号なども少なく、ほとんど高速道路並みのスピード。こ、これは怖すぎる〜ひ〜!!

 といっても歩道などを走っていたらいつまでたっても先に進めないし、とりあえず車道を全速力で走るしかない。蛍光反射ジャケットがなかったら、きっと死んでいただろうな…。

 不快ながらもスピードに乗ることは出来たので、出発後約3時間で、幕張メッセ前に到着した。しばらく国道を外れて、海寄りを走ろう…。夜中にクルマと張り合うのはイヤだ。

 さて、幕張メッセと千葉マリンスタジアムの間のこの道…そうそうこの道だよ!9年前はこのへんでパンクし、パンク修理セットを持っていかなかった僕は、自転車屋を求めて早朝の幕張をさまよい歩いたっけ。

 その後も幕張へは、マリンスタジアムでヤクルト阪神戦を見るために電車で来たこともあったが、そのときとはもちろんまるで雰囲気がちがった。夜中の臨海都市は完全に無人である。

 引き続き海沿い近くを走ろうとしたが、途中で警察の検問に引っかかった。もちろんやましいことなど何もないし、さわやかに質問に答える。館山までツーリングの途中なんデス、と。しかしこの先は行き止まりだという。アララ・・・地図を見ると、なるほど、埋め立て地の突端近くまで走ってしまったようだった。内陸の国道に戻らねばなるまい。

 あーあ、9年前もたしか国道を走って、完全な産業用道路で大型車ばっかりだったんだよなぁ〜イヤだな〜。

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日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
あのときは完走できなかったけど。
5月21日 真夜中の湾岸道路で。
279km
ビジネスニューホテルサンセイ
5月22日 眠気と疲労、そして故障。
5月23日 愚者還る。
33km
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あとがき なんなんだこの敗北感は。


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