10月31日:名古屋に初めての滞在。

走行なし
ルート :名古屋市内散策
宿 泊 :愛知県青年会館ユースホステル


 7時起床。今日はすり減ったブレーキシューを交換しないといけないよなぁ。替えのシューは持ってきていないので、どこかで調達しなければならない。

 チン・タオとマ・ミンリーも起き出して、3人で朝飯代わりのパンケーキ(チン・タオ持参)を食べた。

 さあ、出かけよう。チン・タオは今日は技術会議、マ・ミンリーは観光へ。僕はひとまず名古屋駅まで出ることにした。まずは市内の地図を駅の案内所でゲットし…そしてタウンページで自転車店を探すのだ。分からない地名だらけで難儀するが、地下鉄駅から歩いてすぐの店ならば土地勘がなくても行けるだろう。デパートのジャスコに入居している自転車店に決めた。

 地下鉄に乗る前に駅近くのネットカフェでメールの確認などをし、ようやく出発する。地下鉄庄内通り駅下車。ジャスコ発見!ジャスコか…なつかしーなー。昔奈良に住んでいた頃、我が家の買い物は西大寺にあったジャスコだった。
 ブレーキシュー前後2セット(4個)計1470円を購入し、フードコートで昼飯。その後は急ぎの予定などもないのでもうちょっとブラブラすることにした。考えてみれば名古屋駅は電車で何度も通ったことがあるものの、名古屋自体を目的地として探索したことはこれまで一度もなかった。通り過ぎる町、名古屋。「滞在」するのは初めてだなぁ。

 探索といっても、何も知らずそぞろ歩きしているだけなので何があるのかよく分からない。とりあえず名古屋城まで行ってみよう。…名古屋城はたいそう立派な天守閣を持っていた。そして金の鯱ですね。中の展示物などもわりとしっかりと見学し、そしてユースまで歩いて帰る。今日は自転車には乗らないんだ。

 


↑名古屋城の天守閣

 宿に戻り、ブレーキの交換にとりかかったのが4時20分。自分一人で交換するのは実は初めてのことだ。暗くなる前に終わらせたいが…。

 すり減ったシューをとりはずし、新しいシューを取り付けること自体は簡単だった。しかし片利きにならないように、左右均等にセットするのが思ったよりも手間がかかる。微調整し、固定してはブレーキの「試し握り」をし、また微調整のくり返しだ。

 ようやく納得の出来る位置に固定できたとき、空はとっくに暮れていた。腕時計を見ると、なんと午後6時。1時間半もかかったことになる…。
 
↑すり減ったブレーキシュー。いくら何でもすり減らしすぎ。

 さーて、夕飯はと…ユースまで歩いて戻ってくる途中に見つけた、串焼き屋「美濃路」で食べることにした。僕はあまり酒は飲めないので旅行先でアルコールを口にすることはないのだが、めずらしい。何となく、そういう気分だったのだ。「巨峰ビール」に串焼きやら釜飯やらお新香やら何やら。2436円も使ってしまってゼータクだ。

 ほろ酔い気分で宿に戻り、風呂。部屋に帰るとチン・タオとマ・ミンリーも戻っていた。チン・タオが英語で書かれた学会プログラムの日本語訳を求めてきた。特に発表者の大学名と人名を知りたいらしい。Nagoya University…名古屋大学。Okayama University…岡山大学。…けれど人名はどの漢字か分からないぞ?なのでその旨を説明して適当に当てはめておいた。

 さらにチン・タオは、日本の「トップクラス」の大学を教えてほしいという。彼が言うには東京大学がアジアでナンバー1の学校で、その他の日本の大学についても知りたいのだという。ふーむ、そうですか、トップクラスの大学なぁ…。いったいどのような基準で選べばいいのだろうか。とりあえず、国立大学を挙げておくか。北海道大学、東北大学、東京大学、一橋大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学…と。え?私立も教えてほしいと?ならば…早稲田大学、慶応大学、中央大学…とまあ適当に挙げてみたけれど、こんなのでいいのだろうか。

 するとチン・タオは、これらの大学に序列をつけてもらいたいと言うではないか。うーむ、大学のランキングか…どうやって順番を決めればいいのだろうか。偏差値順でいいのか?受験の頃の偏差値なんて、自分の志望校以外は覚えちゃいない。とりあえず東大をトップに置き、その次に京大、早稲田、慶応を第2グループとし、あとの大学は全部同列の第3グループとしてみた。こ、こんなのでいいのだろうか??

 …僕が書いたグループ分けを手にして眺めると、チン・タオはとても満足げだった。日本では「偏差値教育の弊害」などがさかんに喧伝されるようになって久しく、このような単一の「ランキングづけ」というのには抵抗を感じるが、かの国では「トップクラス」「エリート」「インテリ」等の概念がまっすぐな価値を持っているのかもしれない。高度成長期の日本のようなものだろうか?その頃まだ自分は生まれていないのでよく分からない。

 また、チン・タオは「ぜひ一度中国に来てください。歓迎しますよ。来てくれますね?」としきりに誘ってくる。O.K. I make a promise.Someday I'll go to your country…とはいえ、サッカーのアジアカップのときの中国のスタジアムでのあのブーイングは、それではいったい何なんだ!?と言いたくもなったが、それはやめておいた。個人同士の付き合いと、「外国人」総体としての印象はまた別モノだからだ。

 いよいよ明日は鈴鹿入り。2001年3月に九州まで走ったときにはこの東海道もずいぶんと長く感じたが、今回はここまでは結構余裕だった。明日も100キロもいかない楽勝コース。雨に1日降られたこと以外は、とーっても順調な今回の旅行だ。

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日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
久々の自走旅行。
10月27日 サイバーチャリダー、箱根を登る。
96km
箱根レイクヴィラユースホステル
10月28日 意外に楽勝国道1号。
117km
ホテルユートリー
10月29日 国道1号も捨てたもんじゃない。
74km
清風荘
10月30日 酷道1号の雨。
98km

愛知県青年会館ユースホステル

10月31日

名古屋に初めての滞在。

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愛知県青年会館ユースホステル
11月1日 ついに鈴鹿に到着!
71km
コンフォートイン鈴鹿
11月2日

嵐の前の旧道探索。

53km
コンフォートイン鈴鹿
11月3日 鈴鹿8耐参戦レポート。
153+20km
コンフォートイン鈴鹿
11月4日

旧道探索、スタート。

115km
愛知県青年会館ユースホステル
11月5日 ちゃりログが必要なルートとは。
102km
浜名湖ユースホステル
11月6日 再びレース。最高記録更新を目指せ!
176km
ホテルサンポート
11月7日 ユース開眼の地、御殿場へ。
81km
御殿場ユースホステル
11月8日 ただいま戻りました!
113km

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あとがき

なんちゃってチャリダーの金字塔。



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