10月29日:国道1号も捨てたもんじゃない。

走行距離:74km
ルート :島田〜掛川〜新居
宿 泊 :清風荘


 7時起床。8時出発。東京を出発する前の天気予報によると、週末にかけて天気が崩れるらしいので、この日の走行距離は短めに設定して宿を取っていた。午前中に走り終えてしまい、午後は宿で雨をやり過ごすという計画だ。

 島田から、引き続き国道1号を西に向かって走り続ける。大井川橋で大井川を渡る。ちょうど中学生の登校時間と重なっており、歩道の橋はたいへんにぎやかだった。
 

 金谷を過ぎたところで小夜の中山越えがある。宇津之谷に比べればちょっと登りがしんどいが、これも箱根などに比べれば大楽勝だった。峠というほどの峠でもなかった。8時45分、登坂終了。今日も順調だなぁ。空は快晴だ。この後天気が崩れるとはとても思えない。

 小夜の中山を越えてからは全般に下り基調でスピードが出ること出ること。9時半には掛川に着いていた。どうせだから掛川城を見ておくか。

 少しルートを外れ、城を外から眺めがてらトイレ休憩。

  ありふれた旧道
↑朝の掛川城。きれいなお城です。
 
 その後も、バイパス区間を避けながらも、順調に国道1号を西進していく。国道1号は自転車にとっては酷道1号だ、などと何かで読んだ気がするが、想像していたほどではなかった。静岡県内に限っては、国道1号は比較的幅も広く、歩道もたっぷり取られており、しかも歩道は段差がないタイプの箇所が多い。

 そして掛川を過ぎてから、袋井、磐田と、しばらくの間日帰りマウンテンバイクと競走になった。お互いがお互いを意識し合い(そのそぶりは見せないようにしつつも)、抜かれまい抜かれまいと併走するのだ。彼はチェーンが茶色にサビサビのブロックタイヤをはいたマウンテンバイクで歩道を走る。一方の僕は1.25スリックタイヤをはいたランドナーで車道を走る…勝負は明らかだった。

 10時35分から50分まで、磐田(ジュビロ磐田の磐田)のマクドでハンバーガー休憩。幹線道路沿いのマクドには何度かお世話になっているが、マクドでセットものを注文するのは不正解。なぜなら、ドリンクとポテトの単価がおそろしく高いからである(ハンバーガー単品との差額を見よ!)。コンビニであらかじめ飲み物を買っておき(野菜ジュースがいいでしょう)、マクドでは好きなバーガーを単品で買うのが正解だ。ハンバーガーは価格の割にカロリーが高いので重宝する。

 今日も絶好調だなぁ…と思っていたら、天竜川にかかる天竜川橋で愕然としてしまった。天竜川橋…国道1号にかかる橋なだけあって交通量も多く、おそらく数百メートル(あるいは1キロ以上?)続くであろう長大な橋であるにもかかわらず、路肩や歩道の類が一切ないのだ!下の写真がその天竜川橋。これはもうとりあえず右折必至である。

↑クルマ2台分の幅ぎりぎりなので渡れない。幸い上流(画面右側)の方には新天竜川橋がかかっているので、そちらを通ろう。

 新天竜川橋は天竜川橋の上流にかかっている橋で、路肩がついている。格別走りやすいわけではない普通の路肩だが、走るスペースがある分だけマシである。風であおられて橋から転落しないように気をつけよう!?

 天竜川を渡ってすぐ、浜松中心部へ向かう国道152号が枝分かれするが、浜松には用はないのでここでは当然海寄りの国道1号を使って南下する。まだ昼前か。たしか以前来たときは1日中向かい風に悩まされ、このあたりについたのは午後遅くなってからだったなぁ。
 
↑天竜川橋の上流にかかっている新天竜川橋。これなら路肩を走れるよな。欄干がちょっと低くて怖いけれど。

 国道1号を西進する途中、中田島というところで自転車道の入口を見つけた。ここから東に向かって太平洋沿岸にずーっと自転車道が続いているはずだった。帰りに使うかもしれない。いちおう写真に収めておこう。

 その後もいたって順調に進み、昼の12時には早くも弁天島に着いてしまった。弁天島近辺の橋から、浜名湖に向かって釣り糸を垂らしている人が何人もいる。

 新居関の関所跡などを見に行ったりもした後、1時半にいったん宿にチェックインする。
 
↑太平洋岸自転車道の西側入口。帰りにお世話になるかもしれない。

 宿の場所は浜名湖の海側出口近くの半島部だ。松林の中を流していくと、宿が見つかった。…どうもこのあたりは釣り人を相手にした宿や釣具屋さんが多いらしい。あんまり飲んだり食ったりするような場所はなさそうだった。

 宿にフロントバッグを下ろし(電子機器やバッテリがー入っていて重いのだ)、リアのサドルバッグだけをつけて自転車で再度出撃する。まだ天気は崩れてこないな…。

 しかし宿を出て走り始めてすぐ、違和感をおぼえた。フロントバッグを外して軽くなったのはいいが、リアにサドルバッグ(工具やカッパが入っている)をつけたままだったので、バランスが悪くてフラついてしまうのだ。あれれれれー?というかんじである。

 宿に戻り、フロントバッグから電子機器や着替えを下ろし、ほとんど空身となったバッグだけをフロントキャリアに載せる。これでよし。軽ければ軽いほどいいというのではないんだな。
 
↑新居関の跡。入館はしませんでした。

 「ラーメンハウス寅ちゃん」で遅い昼食を取る。店内には「静岡朝日テレビ とびっきり!しずおか ラーメン特集 2004イケ麺グランプリ」のランキング第2位に入ったとある。なるほどその名にふさわしく、なかなかウマかった。

 その後もあたりを走ってみるが、あまり大した見どころはなさそうだった。他に観光客などもおらず、今はオフシーズンなのだろうか?何だか暇を持て余し気味だ。また宿に戻り、ぼけーっとテレビなどを見ているうちに、うたた寝してしまったようだ。

 夕方6時に目覚めると、あたりは暗くなっていた。外に出てみると風が強く、冷たくなっていた。しかしまだ雨は降っていない。なんだー今日は雨まではいかないのか。ならばもっと先の場所に宿を設定してもよかったな。今日はだいぶ力が余しているのでもったいないことをした。明日長々と雨に降られ続けなければいけないではないか…。

 再び外へ出かけ、夕飯の場所を探す。ラーメンハウス寅ちゃんまでは結構距離があるのでおっくうだ。近くに食べるところは…なかなかないなぁ。鮨屋が1軒、そして割烹屋などもあるようだが、外から見て値段の分かる鮨屋「すし勝」で食べることにした。握りセット1400円也。客は僕1人だけだった。

 主人や女将さんとおしゃべりしつつ寿司を頬張る。店内にはテレビがついており、ニュースをやっていた。イラクで人質になった青年のニュースや、新潟で起きた地震のニュースをやっており、女将さんがそれらのニュースについてああだこうだと評論する。このあたりは今はオフなのかときいてみたところ、昨日までは大太鼓なども出てのお祭りがあったらしい。そうか、惜しいことをした。まさに宴の後だ。

 この手の食べ物屋や大衆食堂ではテレビがつけっぱなしになっていることが多いが、こういった店で1日中働いている人って、案外(テレビを通じての)事情通なのかもしれない!?

 けっきょくこの日、雨は降らなかった。では明日雨にぶつかるのか?それとも明日ここで連泊して、雨をやり過ごすか?鈴鹿までは予備日を1日設けてあるし…と思ったが、少しでも鈴鹿に近づいておくことに決めた。レースに間に合わなかったら意味がない。

次のページへ
前のページへ
自転車旅行トップへ戻る

日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
久々の自走旅行。
10月27日 サイバーチャリダー、箱根を登る。
96km
箱根レイクヴィラユースホステル
10月28日 意外に楽勝国道1号。
117km
ホテルユートリー
10月29日 国道1号も捨てたもんじゃない。
74km
清風荘
10月30日 酷道1号の雨。
98km

愛知県青年会館ユースホステル

10月31日

名古屋に初めての滞在。

-
愛知県青年会館ユースホステル
11月1日 ついに鈴鹿に到着!
71km
コンフォートイン鈴鹿
11月2日

嵐の前の旧道探索。

53km
コンフォートイン鈴鹿
11月3日 鈴鹿8耐参戦レポート。
153+20km
コンフォートイン鈴鹿
11月4日

旧道探索、スタート。

115km
愛知県青年会館ユースホステル
11月5日 ちゃりログが必要なルートとは。
102km
浜名湖ユースホステル
11月6日 再びレース。最高記録更新を目指せ!
176km
ホテルサンポート
11月7日 ユース開眼の地、御殿場へ。
81km
御殿場ユースホステル
11月8日 ただいま戻りました!
113km

-

あとがき

なんちゃってチャリダーの金字塔。



トップページ自転車旅行に出かけよう自転車に関する私的考察始末記管理人よりメルマガGPS