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7時起床。7時半朝食。少しウダウダして・・・・9時出発!今日の目的地は、最終目標、金沢だ。本当は折り畳み自転車MC-1ユーザのhimajimeさんが住んでいる富山に行きたかったのだが、金沢もまた5年ぶりの訪問でもあり(前回は自転車旅行ではなかったが)、金沢と富山を両方結ぶとなると今回の日程では無理っぽかった。きっと次回の旅行は、金沢〜富山〜新潟〜・・・と日本海沿いに爆走することになると思う。ちなみに金沢は、我が家のルーツの地でもある。
白川郷に別れを告げ、飛弾合掌ライン(国道156号)を北上していく。クルマもあまり通らず、庄川沿いを巡航速度時速25km以上で飛ばしていく。このあたりは岐阜県と富山県の県境が入り組んでいるようだった。10時には道の駅上平に到着。今日はこの後ブナオ峠を越えて、北西の金沢に向かってショートカットするだけだ。金沢の観光とかできるかな?昼ご飯にはまだ早いので、もう少し進むことにしよう。
しかし、その15分後、ブナオ峠への入口に、なんということか、ブナオ峠通行止めという標識が出ているではないか。なんだ?崖崩れでもあったのか?一気に目の前が真っ暗になった。当て込んでいたショートカットが断たれたということは、北西の金沢から離れるようにして、いったん北東に走らなければならないではないか。あぅ…。なんちゃってチャリダーはこういう精神的なダメージに極めて弱い。
仕方ないので引き続き156号に沿って走り続ける。ブナオ峠はだめでも、菅沼合掌集落から旧国道を通って、五箇山を越えた所にショートカットできるはずだ。…ということで菅沼集落に下りていく。しかし、何ということか、この旧国道もまた通行止めとなっていた…。あう…。精神的ダメージが追加された。
仕方ないので引き続き156号に沿って走り続ける。もうこうなったら素直に五箇山まで行くしかなかった。時間は11時。1時間もの間、無駄足食っていたおかげでほとんど進んでいないではないか。しかし腹が減ってきた。ここで補給をしておかないと、五箇山越えで憤死してしまう。うどん屋で山菜うどんを食べ、しばらく休憩。合掌集落はもう白川郷で見てきたので、ここで出歩く元気はなかった。
11時半、重い腰を上げて出発。はぁ…この五箇山トンネルというところの、手前の登りがしんどそうだなぁ…。そしてエッチラオッチラ登り始める。炎天下、ひたすら炎天下進んでいく。首に巻いた濡れタオルもどんどん乾いていく。1時間ほどかけて登坂し、12時半、五箇山トンネル直前の梨谷で休憩する。売店のような店舗があったが、開いているのは自販機だけだった。アクエリアスのペットボトルをぐいっと飲み干す。それにしても暑い…。
五箇山トンネルの中は、北に向かって全般に登り基調だった。うーむ、スピードを上げて素早く脱出しようと思ったのだが。しかしクルマがあまり通っていなかったので、堂々と車道を走ったおかげで、思ったよりも苦労せずにすんだ。そして下り。福光に向かって怒濤のダウンヒル攻撃。これまでの登りが一気に報われる。国道304号を外れ、田んぼのあいだを抜ける農道などを走りながら、福光に向かう。道の向こうに、逃げ水が見えやがるぜ…。暑い…。
2時、ようやく道の駅福光に到着。金沢まではもうひと山越えなければいけない。峠の名前はついていなかったが、それなりの山道であることは、道の駅から山の中へ消えていく道路(地方道27号)を視線で追えば容易に想像がついた。巨峰ソフトクリームをぺろぺろしながら、「うーむ」とうなる。
2時20分、最後の峠越え開始!ひたすら暑い。医王トンネルを越え、まだまだ登る。そして富山県と石川県の県境を越えた。あぁ、しんどいなぁ。予想外の峠越えは、本当にダメージでしかないぜ。道なりに走ればよっしゃあこのまま金沢だ、と思っていたら、前方に工事中迂回せよという標識。なにぃ!?
迂回路周辺の地図を見ようと減速しながら看板に近づこうとしたら、そのはるか手前で警備員に「こらこらこらあーぁ!ダメだよ!そっちいきな!」と怒鳴られる。暑さと疲労でイライラしていたオレはムカっときた。そして大声で怒鳴り返した。「看板見るだけですよッ」「ああそう」…ああそうじゃないんだよ。オレが封鎖地点を突破するとでも思ったのか?
…思ったんだろう。「向こう側」から見ると、「こちら側」が何を考えているのかは分からないし、とりあえず仮想敵視したほうが安全パイなのだ。だって、万が一オレが強引に封鎖地点を突破したら、責任を追及されるのは警備員だろう?その場合本当に悪いのはオレだが、怒られるのは「お客さん」のオレじゃなくて、係員である彼の方。数か月前まで公務員をやっていたオレには、彼の心理状態が分かるのだ。まぁ、本当にまれに、めちゃくちゃなお客さんているからな。法にかなわない勝手な要求をしながら、「市長を出せ!」とか言って本当に市長室に怒鳴り込みに行くヤツとか。こういう輩は本当は現場の段階でストップさせなきゃいけないのだ。「お客さん」扱いと「取締り対象」扱いの線引きは、難しい。
地方道27号から、県道209号に乗り換えて、金沢の中心部を目指す。途中のコンビニで金沢市内の観光ミニマップを買い、すでに予約していた松井ユースを目指す。そして4時半、到着。
→宿にて(別ウィンドウで開きます)
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