登場人物:県庁氏、自分。 |
| ひだ高山天照寺ユースは、少年サッカーの練習試合であろうか?小学生おそらく数十名と、引率の大人多数でいっぱいだった。他には外国人ホステラーが少数。ユース内を小学生たちがドタドタドターとかけまわり、元気なことこのうえない。込む前にと思い、先にフロに入る。ずぶぬれの身体もあったまり、気分サッパリ爽快だ。 そして携帯ですでに高山に到着していた県庁氏と連絡をとり、近くで待ち合わせをすることに。今夜は県庁氏のごちそうになる(県庁氏の方が一回り近く年上)。 高山は、ちょうど商店街の夏祭りのようだった。商店街のアーケードには、全国から募集した俳句…じゃなく、川柳だな、これは…が描かれた行燈がぶらさがっていた。ウルトラマン(ただし、最近のやつね)の着ぐるみも出動して子供たちは大はしゃぎ。何となく街全体が浮ついた雰囲気だ。二人で街なかを進み、居酒屋を探す。…けっきょく「からくり」という店に落ち着いた。 話は、まぁ現職と元職の公務員ということもあり、行政の話や日々の仕事の話になった。公務員はふだんはモノ言わぬ(言えぬ)貝。仕事について公務員以外の人と話しても、「5時で帰れるんでしょ?」「そんなことないよ」「安定しているんでしょう?いいなぁ」「まぁ、安定はしているけれどね」…こんな話になってしまうことが多い。はっきりいってツマンナイ。行政の仕事の性質をお互い知らなければできない会話というものがあるのだ。ちなみに公務員についてのFAQは、こちらにまとめておいた(公務員試験受験生向け)。 さて県庁氏は、4月に異動で今の職場に移ってきたばかりだという。仕事は…用地取得!で、出た〜。一般市民の私権にプレッシャーをかけるまさに代表的なものといえる仕事だ。公共事業(たとえば道路をつくるとか広げるとか)に必要な土地の地権者と交渉し、土地を買い上げるという仕事である。 オレは知りたかった。「やっぱし、出て行きたくない地権者からお茶をビシャッと投げつけられたりするんですか?」…今のところはないという。「けっきょく買収に応じない場合って、本当に強制収用するんですか?」…現在ではめったなことでは収用まではいかないという。けれど、買収の予算も青天井じゃないからなぁ、と県庁氏は言っていた。それはそうだろう。買収に応じるまでドンドン買収価格を上乗せしていったら、公共事業の費用そのものが高騰してしまう。 自分の市役所の同期にも、市民に対して負荷をかける仕事をしている人は当然いる。住民税関係の部署にいた女性は、来客の市民に税金について説明した途端に、バシーンとぶたれた。水道部で料金滞納者への督促をやっていた男性は、木刀で追いかけられそうになったことがある。あぁ、公務員に(も)幸あれ。 さて、この店で食べたものは…朴葉味噌(ほうばみそ)〜朴葉の上に味噌を敷き、その上に牛肉、ネギ、卵などの具を載せて焼いたもの〜、飛弾牛どて煮、新サンマ(旬ですな)、山菜サラダ、飛弾牛カルパッチョ、鮭茶漬け、です。ごちそうさまでした。 居酒屋を出て互いの宿に帰る。ほろ酔い気分で気持ちいい。 宿に帰ればもはや何もする気にははれなかった。しかしどうにか洗濯だけは終わらせ、もー寝る・・・と思ったら、テレビでサッカーをやっていた。アジアカップだっけなぁ?あんまり覚えていない。 |