12月27日:キミは外洋の船酔いを知っているか。

ルート :東京〜外洋
宿 泊 :おがさわら丸二等船室


レインボーブリッジ
出航直後にレインボーブリッジの下をくぐる。

光る太平洋
いよいよ外洋に出た。光る海。
  前日の仕事納めの後、準備に手間どり、けっきょく一睡もせずに出発。旅行のときはいつもこれだ。前の晩にちゃんと寝た試しがない。電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、竹芝桟橋へ。これまでの旅行にはない開放感だ。何せ、あと3か月で退職するのだ。

乗船手続きをし、整理券を受け取る。ものすごい人手だ。何せ一般人が小笠原に行くには、このおがさわら丸に乗っていくしかないのだ。なかなか乗り込めない。時間があるので、船内で飲み食いする物を近くのコンビニで仕入れる。
ようやく乗船をすませ、いよいよ出航!いやぁ、気分最高。雑魚寝の二等船室は超満員で、その狭さには苦笑するしかない。レインボーブリッジをくぐり、さらば東京。羽田空港から飛行機が飛び立つのが見える。しかし前夜に寝ていないので、まもなく船室で寝る。足を伸ばして寝られない。お昼過ぎに起きると、すでに外洋に出ていた。海の色が深くなっていく。持参した小型の折りたたみイスを持って甲板へ出る。2時間ほど、海を眺めてボーっ。このボーっがいいのだ。

太陽が隠れてしまい、寒くなってきた。中へ戻ろう。しばらく船内を意味もなくウロウロする。船室では寝ている人がたくさん。先は長い。寝るしかないというところか。僕も寝ることにしよう。

夕方、目が覚める。船が激しくうねっているのがよく分かる。気分が悪い。甲板に出てみよう。外は真っ暗。そして、海面を見てびっくりした!船体が激しく傾き、視線のはるか上の方にまで白い三角形の波がそそり立っているのだ!な、なんだ、これー。そんなに海は荒れているのか。
その光景を見てから一気に気分が悪くなり、なんと、トイレに駆け込む僕であった。ゲローン。乗り物酔いで吐くなんて20年ぶりのことだ・・・。うげー。しかし空腹のままでは元気が出ないので、船内のスナックにて無理矢理おでんを食べる。スナックの店員さんにきいてみる。「船で働いている人たちは、酔わないんですか?」店員さん「慣れれば何ともないですよ。でも、本当にだめな人はだめみたいですけれどねー」ヨレヨレになりながら売店にたどりつき、酔い止めの薬を買って飲み、すぐに寝る。時間はまだ8時。

消灯時間が過ぎ、しばらくして目が覚める。腕時計を見ると夜11時。隣にいる里帰りであろうか?少女たちのグループのひそひそ話し声が聞こえる。就職できず、島に逃げ帰っただなんて思われたくないよ・・・というセリフが聞こえてきた。うーむ、オレは就職浪人の末に就職したが、もうじき退職だあ。


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日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
退職を決めたそのとき。
12月27日 キミは外洋の船酔いを知っているか。 - おがさわら丸
12月28日 ついに上陸ぽかぽか陽気。 -

ママヤ

12月29日 歩けば遠し。北港まで歩け。 - ママヤ
12月30日 まさに天国。南崎の小富士。 - ママヤ
12月31日 最高峰を目指せ。乳房山登山。 - ママヤ
1月1日 日本一早い初日の出を見たか。 - ママヤ
1月2日 レンタサイクルで北港へ。 約20q ママヤ
1月3日 レンタサイクルで南港へ。 約10q ママヤ
1月4日 また来る日はあるかな。 - おがさわら丸
1月5日 帰ってきたぞ東京。 - -
あとがき

さーて今年の己は、と。


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