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もっと勝沼でゆっくりしたい気もするが、朝食後、8時40分出発。
勝沼は丘陵地にあるということもあり、甲府盆地に向かってずーっと下りが続く。天気もよく、さわやかな下りを楽しめた。
甲府市街を通り抜け・・・そういえば、2年前のゴールデンウィークでも通ったなあ・・・国道52号を西に進み、釜無川にかかる信玄橋を渡り、ウワサの南アルプス市に突入する。最近合併によってできた市であり、日本初のカタカナ入りの市なのだ。ただ、通ってみたかった。
合併するのはいいが、地元民が愛着を持てるような名前であってほしいものだ。南アルプス市という名前の定着度は、どうだろうか?
再び釜無川を東岸に渡り直し、武田橋北詰からは釜無川沿いのサイクリングロードを使う。ほほー、こんなルートがあったとは。
2年前は甲州街道をはずれて、韮崎から国道141号を北上して野辺山を目指したが、今回は引き続き甲州街道をひたすら走る。釜無川のサイクリングロードが終わったところで、コンビニにて昼飯。あまりペースがあがらないし、休憩が多い気がする。今日は諏訪湖で終わりかな・・・。
甲州街道は長野県に向けて登りが続く。息があがるほどではないが、スムーズにペダルが回るわけでもない。中途半端に苦しいダラダラ坂なのだ。先ほど休憩したにもかかわらず、またまた疲れてきた。
1時半に長野県に入り、道の駅蔦木宿にピットイン。つかれたつかれた。ここは浴場が併設されているらしいので、一風呂浴びていくことにした。お風呂セットを持って中に入り、露天風呂を堪能する。500円ナリ。風呂の後は休憩室でヨーグルトを飲み、そして寝っ転がる。ハー、自転車こぐのが面倒くさくなっちまったなぁ。ツーリングマップルをぼんやりと眺めるが、まったく頭の中に入ってこない。
2時半、ようやく出発。かなり元気回復したぞ。ずーっと登りが続いたが、すでに標高1000mメートル近くまで稼いだはずだ。
富士見峠を越え、ようやく下りに転じる。全身の力を抜き、ぼんやりと下っていく。
茅野市を通り過ぎ、そして夕方4時半、とりあえず上諏訪駅前に到着。さて、どこに泊まろうか。諏訪湖にもユースはあるが満室で予約できなかったのだ。自転車を駅前駐輪場に止め、観光案内所を探し、宿泊情報を求める。どこか安い宿はないかな、と。すると素泊まり3500円のあひるの宿というところを紹介してもらった。さっそく行ってみよう。
諏訪湖沿いに走るが、湖面に西日がキラキラと反射している。宿にチェックインし、とりあえず荷物を下ろし、再び自転車にまたがって出かける。諏訪湖には肩の高さまでの深さのある大浴場があると聞いていたのである。
お、ありました、その名も片倉館。明治時代の洋館風の建物の中に、立ったままどっぷり肩まで浸かれる湯船がどーんとある。ふーむ、立ったまま風呂に入るというのもなかなか不思議な気分だ。足の裏を除いて圧迫感を感じることなく、ユラユラと全身が海藻のように漂うかんじ。脱力することパンクのごとし、である。
全身がふやけた後、再び自転車にまたがってそば屋へ行く。信州そばですよ信州そば。そば定食モノを頼み、腹一杯力一杯食べ、もう余は満足じゃ。そば湯までしっかりいただいた後、再び自転車にまたがって、あたりをユルユルと散策。このぜいたくな時間がたまらないんだ。
宿に戻り、ぷしゅ〜んとふぬけとなって横たわる。
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