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7時前、起きる。よし、初日の出を見に行こうではないか。
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昨日一緒に縄文杉まで行った同室のSさんと連れ立って、海岸近くまで歩いて行く。日の出スポットを求めて歩き回るが、しかし水平線を見るとくもっている。晴れ間が覗いているのはずっと上方だ。
というわけで初日の出を見ることは出来なかった。うーむ、去年に引き続き、今年もだめだったか。 |
朝飯を食べた後、さてどうしよう。のんびりするか?と思ったが、結局この日も元気に出撃することにした。毎日いっぱいいっぱい。昨日の縄文杉作戦で左足の指に水ぶくれを2つも作ってしまい、それをつぶしてしまって非常に痛いが、しかしじっとはしていられないのである。
一人でレンタサイクルを駆り、いざ出陣。一路モッチョム岳の登山口へと向かう。尾之間までは順調、しかし登山口へと向かう急坂に入った途端にペースが落ちる。うー、しかしこれぐらいで手押しをしてたまるかよ!道路の幅一杯に使って蛇行しつつ、上り坂をじわじわ進んでいく。
登山口に着いたのが午前10時。山と高原社の地図によると、登りの標準タイムは2時間50分、下りは2時間とある。まあ暗くなるまではかからないでしょう。
駐車場に自転車を停め、山を登り始めたが、いきなりすさまじい激勾配が出現した。両手を使って枝をつかまないと上に登れないのである。10歩踏みしめるたびに息が上がり、苦しくてなかなか前にすすめない。一気に足がパンパンになる。うー、苦しい。息が出来ない。考えてみれば息が出来ないほどの運動なんて、ふだんしないよなぁ。自転車の登りよりかキツい。そんな登りが30分以上続いた。
しかしその最初の30分を過ぎると一気に楽になった。やがて万代杉にさしかかる。結構いいペースだな。万代杉の前で一休みしていると、3名のツアー客を伴った登山ガイドの人が登ってきた。少し話をする。どこに泊まっているのかを聞かれたので「ユースホステルに泊まっています」と言うと、「あのよくしゃべる人のところだろ?」「ハイ、すごい能弁なペアレントさんなんですよー」「、、、あの人も、たしかヨソもんだよな?」
さて、このガイドの人は一体どういう趣旨でヨソもんと言ったのだろうか。ヨソもんだと何だというのだ?まあどういうニュアンスをこめて言ったのか知る由はないが、どこか引っかかる発言だ。
小休止を終え、再び登りだす。そして11時50分、モッチョム岳の頂上を向かいに眺めることの出来る一つ目のピークに到達した。そこで昼飯を食べていた登山グループの人に聞くと、あと30分くらい見ておけばいいだろうという。よし、ラストスパートだ。いよいよ狭くなっていく道なき道を踏みしめ、12時20分、ついにモッチョム岳の頂上に着いた!

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絶景かなー、絶景かなー。天気は快晴、上空から下界を見下ろすと、まるで航空写真のようだ。海岸線は、平内から安房にいたるまでズババーと丸見え。
地図と照合しながら下界を眺めるのが気持ちいい。眼下のパッチワーク模様を眺めながらカロリーメイトと水を補給し、そして背後の山々に向かって山びこで遊ぶ。 |
「やっほぉぉぉぉ」やっほぉ、やっほぉ、やっほぉ、やっほぉ、やっほぉ、、、
「はぁーはっはっはっはぁー」はぁーはっはっはっはぁー、はぁーはっはっはっはぁー、はぁーはっはっはっはぁー、、、
「めっちゃうれしぃー」 めっちゃうれしぃー、めっちゃうれしぃー、めっちゃうれしぃー、、、
しかしそれにしても狭い岩場の上は烈風吹きさらっしである。岩場から飛び降りたら、しゅごぉぉぉーと海まで飛ばされてしまいそうな勢いだ。
1時、下山開始。いやぁー、無理してでも来てよかったよなぁ。下りも当然勾配が急なため、大してスピードは出ない。慎重に慎重に下りていく。ふぅ、ふぅ。何組かの登ってくる人たちとすれ違った。中にはカメラだけ手にぶら下げて来た人もいる。この先大丈夫かよ、、、。しんどくても、なかなか退く勇気を持てるものではないぞ。

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そして2時40分、下山完了。
休憩がてら千尋(せんぴろ)の滝を望む展望台へ行ってみる。左手は巨大な岩盤、そして正面に千尋の滝がドボボボーと流れ落ちているのが見える。ここも絶景かなー。
しかしなんだかちょっと体が重い。さすがに連日動きすぎたか?常に目一杯動かないと、気がすまないらしい。
自転車にまたがり、登ってきた道を今度はダウンヒルだ。しゅごーっと一気に突っ走り、途中で通りかかった神社で初詣を済ませ、一路宿へと戻る。ふぅ。 |
宿に戻り、体がいよいよダルくなってきたので、しばらく部屋で横になる。そして風呂に入り、夕飯。新しく来る人もいるけれど、帰っていく人もいる。こう何泊もしていると、幾人もの人を見送ることになるのだ。実に寂しいかぎり、、、。ならば新しく来た人とまた仲良くなればいいのだ。
さて、明日はどうしようかなぁ。明日こそは何もせずにウダウダとぜいたくな時間を過ごすぞ。
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