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縄文杉へ行くチームは朝5時に出発した。
僕は今日は一人でレンタサイクルだ。いちおうチャリダーだしね。
屋久島ユース宿泊者による島一周記録は、3時間45分だという。おそらく普段からトレーニングを積んでいるロードレーサー専門の人だろう。僕は、今回は自分の自転車を持ってきていない。宿のレンタサイクル(マウンテンバイク)なので、あまりいい記録は出せないだろう。まあ暗くなるまでに帰ってこれればいいかな。
といわけで8時20分、出発!
宿から時計回りに進むのだ。しゅごー。マウンテンバイクはドロップハンドルではないのと、タイヤが太いのとで、ランドナーほどにはスピードは出ない。くわえてペダルに足を固定するトゥークリップもついていない。キャリアも付いていないから、荷物を背負わなければいけない。うーむ、やはり自分の自転車持ってくるんだったか?しかしまあいいのだ。昔はママチャリで走っていたではないか!ぜいたく言うな。
9時、大川(おおこ)の滝に到着。高さ88メートルの瀑布が素晴らしい。滝つぼのそばまで近寄れたが、夏なら泳げるのだろうか?
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先を急ぐので10分だけ休憩して再び走り始める。すっかり走破モードだ。ここから徐々に勾配がきつくなり、標高がぐんぐん上がっていく。左手の海岸線が一気に眼下へと消えていった。くはー、きついなー。ギアを軽くし、道路を蛇行しながらじわじわと進んでいく。手押しなんかするもんかよ。お、徒歩の人を発見!まじかよ。島を歩いて一周するつもりかよ?すごすぎる。あいさつを交わし、すれちがう。
海岸線から離れ、山の中に入り、いよいよ勾配は険しい。お、サル発見。PLANET OF THE APES。再び走り始めるが、途中から勾配が下りに転じた!よっしゃー!お待ちかね、ダウンヒルのお時間です。しゅごーっとカーブを切りながら気分爽快に下っていく。思ったよりも早く西部林道を抜けられそうだ。
10時30分、永田集落に到着。2時間ぶりの集落で一安心。このあとさらに休憩もなしにこぎ進め、集落ごとの峠越えをクリアし、吉田、一湊と過ぎていく。11時20分、志戸子で休憩。カロリーメイトとウィダーゼリーで燃料補給だ。10分後出発。いちおう何時間で走れるか、自分で勝負しているからな。
11時55分、屋久島上陸地点である宮之浦を通過。思ったよりいいペースだ。島の東半分にいたり、アップダウンがほとんどなくなった、というより午前中走ってきた西部林道に比べれば、全然たいしたことない。ますますスピードアップ!
12時25分、屋久島空港通過。12時55分、安房(あんぼう)通過。ちょっと長めの登りがあるが、なんのその。そして尾之間まで戻ってきた。このときすでに午後2時。うーん、あと20分で宿まで戻れば何とか5時間台で戻れる。しかしハラへったなー。うーむ。Aコープで買い食いするかどうか迷ったが、あともうひと踏ん張り。ガマンして先を急ぐことにした。
おりゃおりゃーとラスト数キロを猛烈な勢いで進み、2時17分、宿に戻ってきた。記録、5時間57分。どうにか6時間以内に帰ってこれた。別に6時間以内だからといってどうということはないが、思ったよりも早く戻って来れたので、満足。
しかし、大川の滝以外、どこも観光しなかったなぁ。まあいいか。
夕方まで本を読んだり、風呂に入ったり、居眠りしたり。
談話室でくつろいでいたら、屋久島に上陸したばかりの女性(yasuchiさん)に話しかけられる。いろいろ情報交換。僕がいつもの旅行で乗っている自転車「ランドナー」のことを言ったら、「ランドナー」が何かをご存知でした!めったにないことだ。超うれしい。
夕方、縄文杉へ向かったHさんたちも戻ってきた。よし、明日は僕が縄文杉を目指すぞ。明日は明日で縄文杉を目指す人たちがいるので、僕も再びレンタカーに便乗させてもらうことにした。そして、ユースの夜は更ける。
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