12月30日:自転車一周作戦。

走行距離:約105km
ルート :宿〜西部林道〜宮之浦〜安房(あんぼう)〜宿
宿 泊 :屋久島ユースホステル


 縄文杉へ行くチームは朝5時に出発した。
 僕は今日は一人でレンタサイクルだ。いちおうチャリダーだしね。
 屋久島ユース宿泊者による島一周記録は、3時間45分だという。おそらく普段からトレーニングを積んでいるロードレーサー専門の人だろう。僕は、今回は自分の自転車を持ってきていない。宿のレンタサイクル(マウンテンバイク)なので、あまりいい記録は出せないだろう。まあ暗くなるまでに帰ってこれればいいかな。

 といわけで8時20分、出発!
 宿から時計回りに進むのだ。しゅごー。マウンテンバイクはドロップハンドルではないのと、タイヤが太いのとで、ランドナーほどにはスピードは出ない。くわえてペダルに足を固定するトゥークリップもついていない。キャリアも付いていないから、荷物を背負わなければいけない。うーむ、やはり自分の自転車持ってくるんだったか?しかしまあいいのだ。昔はママチャリで走っていたではないか!ぜいたく言うな。

 9時、大川(おおこ)の滝に到着。高さ88メートルの瀑布が素晴らしい。滝つぼのそばまで近寄れたが、夏なら泳げるのだろうか?
(↓画像をクリックすると、別なウィンドウで大きな画像が開きます)
大川の滝 滝つぼ
 先を急ぐので10分だけ休憩して再び走り始める。すっかり走破モードだ。ここから徐々に勾配がきつくなり、標高がぐんぐん上がっていく。左手の海岸線が一気に眼下へと消えていった。くはー、きついなー。ギアを軽くし、道路を蛇行しながらじわじわと進んでいく。手押しなんかするもんかよ。お、徒歩の人を発見!まじかよ。島を歩いて一周するつもりかよ?すごすぎる。あいさつを交わし、すれちがう。

 海岸線から離れ、山の中に入り、いよいよ勾配は険しい。お、サル発見。PLANET OF THE APES。再び走り始めるが、途中から勾配が下りに転じた!よっしゃー!お待ちかね、ダウンヒルのお時間です。しゅごーっとカーブを切りながら気分爽快に下っていく。思ったよりも早く西部林道を抜けられそうだ。

 10時30分、永田集落に到着。2時間ぶりの集落で一安心。このあとさらに休憩もなしにこぎ進め、集落ごとの峠越えをクリアし、吉田、一湊と過ぎていく。11時20分、志戸子で休憩。カロリーメイトとウィダーゼリーで燃料補給だ。10分後出発。いちおう何時間で走れるか、自分で勝負しているからな。

 11時55分、屋久島上陸地点である宮之浦を通過。思ったよりいいペースだ。島の東半分にいたり、アップダウンがほとんどなくなった、というより午前中走ってきた西部林道に比べれば、全然たいしたことない。ますますスピードアップ!

 12時25分、屋久島空港通過。12時55分、安房(あんぼう)通過。ちょっと長めの登りがあるが、なんのその。そして尾之間まで戻ってきた。このときすでに午後2時。うーん、あと20分で宿まで戻れば何とか5時間台で戻れる。しかしハラへったなー。うーむ。Aコープで買い食いするかどうか迷ったが、あともうひと踏ん張り。ガマンして先を急ぐことにした。

 おりゃおりゃーとラスト数キロを猛烈な勢いで進み、2時17分、宿に戻ってきた。記録、5時間57分。どうにか6時間以内に帰ってこれた。別に6時間以内だからといってどうということはないが、思ったよりも早く戻って来れたので、満足。

 しかし、大川の滝以外、どこも観光しなかったなぁ。まあいいか。

 夕方まで本を読んだり、風呂に入ったり、居眠りしたり。

 談話室でくつろいでいたら、屋久島に上陸したばかりの女性(yasuchiさん)に話しかけられる。いろいろ情報交換。僕がいつもの旅行で乗っている自転車「ランドナー」のことを言ったら、「ランドナー」が何かをご存知でした!めったにないことだ。超うれしい。

 夕方、縄文杉へ向かったHさんたちも戻ってきた。よし、明日は僕が縄文杉を目指すぞ。明日は明日で縄文杉を目指す人たちがいるので、僕も再びレンタカーに便乗させてもらうことにした。そして、ユースの夜は更ける。


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日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
たまにはのんびりしたいではないか。
12月28日 屋久島はるかなり。 屋久島ユースホステル
12月29日 これが苔むす森だ。 屋久島ユースホステル
12月30日 自転車一周作戦。 約105km 屋久島ユースホステル
12月31日 縄文杉を目指せ。 屋久島ユースホステル
1月1日 常に前のめり、モッチョム登山。 約25km 屋久島ユースホステル
1月2日 レンタカー一周作戦。 屋久島ユースホステル
1月3日 また来るぞ屋久島。 桜島ユースホステル
1月4日 東京北風。
あとがき 一人で何処へ行けと。

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