5月3日:橋の下が今夜の寝床。

走行距離:32km
ルート :塩山〜甲府
宿 泊 :八田村、釜無川河原(テント)


  1日、2日は平日のため仕事。勤め先は市役所で、もちろんカレンダー通りの出勤。僕が勤める部署は土日祝日の間にも仕事がたまっていく職場なので、休み明けに休むわけにはいかない。それに何より、まだ入社したてだしね。

 3日から4連休を使って旅の続き。

 3日は山梨県方面では夕方ごろまで雨が降っているという予報。なのでこの日は昼過ぎまで家でのんびり。

 午後になってようやく行動開始。自転車と荷物一式を持って京王線に乗り込む。高尾から中央線に乗り換えて山梨県へ。前半の連休で到達した塩山市まで輪行する。

 塩山で自転車を組み立て、進撃開始!しかし早くも夕闇がせまってくる。県道110号、ついで国道140号、通称雁坂みちを順調に走り抜ける。午後5時、甲府駅前に到着。しかしここで泊まるわけではない。今回の旅行はテント泊のコツをつかむのが目的の一つなので、オール野宿が目標なのだった。

 国道52号を西に向かって走り続ける。そろそろ夕飯食べたいなあ、お風呂はどうしようかなあ。 と思っていたら沿道に突如「貢島バラエティーランド」なる西部劇風の2階建ての建物に出くわした。飲食店が何軒か入居しているもよう。

 その中のパキスタン料理屋「サプナ」で夕飯をとる。中でナンとマトンカレーを食す。そし て店主のパキスタン女性から、なぜか値段をマケてもらった上に、お土産にパリパリの塩味クレープといった風のおやつまでいただいてしまった。ついでに銭湯は近所にありますかと尋ねてみると、この先に「名取温泉」という健康ランド風の施設があるという。

 7時半頃、店を出ると小雨が降っていた。カッパを着込み、引き続き国道52号を西へ。ほどなくその「名取温泉」が見つかったがお風呂に入るのは宿泊地を決めてからにしよう。

 やがて釜無川にかかる「信玄橋」にさしかかった。橋の上から見ると河川敷は真っ暗で 人目につかなさそうだ。土手から河川敷に下り、自転車からヘッドライトを外して辺りを照らしながら歩いて偵察。そういえば3月に九州に行ったとき、宮崎のユースで一緒になったSさんが「橋の下は野宿するのにええで〜」っていうてはったなぁ。

 というわけで今夜はここでテントを張ることにした。先ほどまで降っていた雨もやんだし、橋の下でも地面が乾いた所ならダイジョーブ??車の音も思ったよりうるさくない。さっそく荷を解き、テントを張る。

 寝場所を確保したうえで、先ほど発見した名取温泉に向けて、52号を今度は東に戻る。 ふだん東京で銭湯の広々としたお風呂に毎日つかっている僕としては、風呂には毎日入らなければ気が済まないのだ。まあこのあたりが僕の「なんちゃって」チャリダーたるゆえんである。

 カウンターで600円を払い、中へ。中は…おお広い。浴槽がいくつかあり、湯に浸かりながらテレビを見られるようになっている。番組は…ち、巨人戦か。しかも巨人が勝っていやがる。ち。

 9時半に風呂を出て、テントを張った信玄橋まで戻る。1日の記録(大して走っていないけれど)をつけて、10時半頃就寝。


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日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
テントに泊まってみようではないか。
4月28日 どこにテントを張ったら、いいのかな。 50km 青梅、多摩川河原(テント)
4月29日 雨まみれ汗まみれ東京脱出。 78km -
       
5月3日 橋の下が今夜の寝床。 32km 八田村、釜無川河原(テント)
5月4日 橋の下が今夜も寝床。 111km 軽井沢、湯川河原(テント)
5月5日 見よ、高校球児の熱戦を。 94km 長瀞、荒川河原(テント)
5月6日 ありがとう、さらばマウンテンバイク。 104km -
あとがき 宿を探さぬ安心感。

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