8月17日:箱根小観光。

走行距離:約75km
ルート :箱根湯本〜小田原〜厚木〜八王子


 さて、八王子からここまではたしか5時間ほどで着いてしまった。今日はそれを見越して少しのんびりしてから帰ろうと思う。

 というわけですぐに入生田には下らず、逆に箱根登山鉄道&ケーブルカーに乗って観光をすることにした。湯本から電車に乗り、通常の鉄道の終点である強羅まで登る。ここでケーブルカーに乗り換え、さらに登る。早雲山到着。さらにここから先は、、、、そうか、ロープウェーしかないのか。しかもべらぼうに高いではないか。

  所持金に乏しかった僕は、帰りの水分補給も考え、ロープウェーをあきらめるしかなかった。他に登る手段は?観光案内所で訊いてみるが、ロープウェーが箱根の一つのウリなので、他にはないという。うーむ。

  しかしここで終わるのも中途半端だ。よし。意を決した僕は、「観光した」といえるような場所まで徒歩で行くことに決めたのだった!目標は大涌谷(おおわくだに)。さっそくテクテクと歩き出す。舗装されているとはいえ、なかなか侮りがたい勾配だ。すぐに意気が、いや息が上がってしまう。もちろん歩いて登っているヤツなど他にはいない。フゥフゥいいつつ、道路を外れて登山道のような道をかきわけ、ようやく大涌谷に到着。

 大涌谷はあたりからモクモクと水蒸気や硫黄ガスの噴き出す、不気味な場所だった。モクモク噴き出すガス穴の前で記念撮影。一人で来ていると、なかなか写真を撮ってもらえないので困るなぁ。なるべくなら写真の上手そうな人に撮ってもらいたいものだ。

 しばらくウロウロとあたりを見学するが、今日は再び東京まで自転車をこいで帰らなくてはならないのだ。そんなに長いこと油を売ってはいられない。大涌谷から強羅まではバスで下りることにした。ブブーとバスに乗り、強羅へ。鉄道に乗り換え、入生田まで下る。さあ自転車自転車は、と。愛車「黒い珊瑚ヒョウ」を回収し、いざ帰りなん!

 帰りは行きと同じ道をまったく同じようにさかのぼっていく。したがって特に見どころもなく、激しい交通量にいらだちつつ、一路東京へとひた走っていくのだった。そして夕方、前方にわが大学のシンボルタワーが見えてくると、とてもほっとしてしまった。数時間前まで箱根の溶岩の中をウロウロしていただなんて信じられないね。

日付
タイトル
走行距離
宿泊
まえがき
目標は、箱根偵察。
8月16日
自動車天国。
約75km
箱根水明荘別館
8月17日
箱根小観光。
約75km
あとがき
英雄への道。

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