| 一口に自転車といってもいろいろな種類があります。ママチャリ、マウンテンバイク、ロードレーサー、クロスバイク、ランドナー、ミニサイクル、電動アシスト付自転車……。
そして自転車屋に行くと、日常の足であるママチャリ以外では、マウンテンバイクが売り場の多くを占めています。メーカーのカタログを見てもマウンテンバイクは種類も豊富。それだけ流行している売れ筋商品なのでしょう。 たしかに短時間、街なかを乗る分にはマウンテンバイクは十二分な装備です。前3段、後7段の21段ギア、パンク知らずのブロックパターンのタイヤ、衝撃を吸収するためのサスペンションなどなど、まさにいたれりつくせりです。 僕自身も、勤め先までの通勤にマウンテンバイクを愛用しています。タイヤをより細く路面抵抗が少ないセミスリックというタイプに変えたり、バックミラーを付けるなど、少し手を加えればマウンテンバイクはたちどころに都会に適した乗り物に変身するのです。バックミラー…都会は自動車が多いですから。 とはいえ、ちょっと待て、と言いたい。マウンテンバイクを買う人のうち、マウンテンバイク本来の用途である、山林の中のダートを実際に走る人は、いったいどれだけいるというのでしょうか? 本当に街乗りだけをしたいのなら、マウンテンバイクよりもクロスバイク、または最初からカゴがついているママチャリの方がどれだけすぐれていることか。マウンテンバイクであることに積極的な意義が認められているわけではないですね。それでもファッション、流行、そして価格で売れてしまうマウンテンバイク。かくいう僕も、ママチャリを卒業して初めて買った自転車はマウンテンバイクでした。 |
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