| チャリダーというのは、定義は人によって若干幅があるものの、自転車で旅行をする人を指す言葉であることはまちがいないようです。僕が初めてこの言葉を知ったのは、自転車旅行について書かれたウェブサイトの上でだったと記憶しています。それで、いざ自転車で旅行をしてみると、旅先でこの「チャリダー」という言葉を使っている人は結構いるようです。自転車以外のものを含む貧乏旅行者の間では、かなり普及している用語だといってもよいでしょう。 では、自転車旅行とは何でしょうか?自転車で買い物に出かける、通勤通学に自転車を使う、これは旅行とは違うことは明らかです。これらはあくまで日常の一部で自転車に乗ることが目的ではないから。旅行とは違うけれど、しかしある日いつの間にか遠出をする人に転じる可能性は、ありますね。 そしてチャリダーというのは、何日も何週間も何百キロも何千キロも、自分の気力と体力をふりしぼって、わざわざ自転車に乗って旅行をするということに、積極的な意義を見出している人を指すのだと思います。で、買い物、通勤通学専門だった人がチャリダーに転じる可能性も十分あると思うんです。 ただし流行に乗ってぴかぴかのマウンテンバイクを買い、街なかを軽快に走り回る(そして飽きる!?)、それはチャリダーとは違うんじゃないか? 野宿・自炊をしないとチャリダーとは言えない、未舗装の山の中も走らないとダメ、自転車のパーツ一個一個にこだわらなければチャリダーとはいえない、このように主張する人も中にはいるでしょう。するとまあ僕のように、ユースホステル愛用の自転車乗りは「なんちゃってチャリダー」ということになるのでしょうけれどね。 けれど、そうして「チャリダー」の条件をきびし〜く定義して、「オレたちだけの世界だもんネ」と、敷居を高くしてエバっていてもむなしいですよね。具体的にどのようなスタイルで旅行をするかよりも、どういう態度で自転車旅行に臨むかによって、チャリダーかどうかが決まるのだと思います。 わざわざ自転車で出かけることに意義を見出して旅行をする、こういう人たちを、僕はチャリダーと呼びたいと思います。 |
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